アルツハイマー病の新薬の登場とともに、これから考えるべきこととは〜
アルツハイマー病の脳内に見られるアミロイドβタンパクを除去する新薬が登場。認知症初期もしくは発症前段階のより早い時期に、より厳格な診断のもと投与されます。まず、何度も同じことを聞いてしまう自分、おもわず便を触ってしまった自分を想像しながら、救われる場面を考え、その後どんなタイミングでアルツハイマー病の診断を受けたいか、そのための前提となることはなにか、リスクとされる遺伝子についても知りたいか、フロアでディスカッションしました。アミロイドβタンパクを除去する薬の登場、副作用や治療費用と効果とのバランスはどう考えるべきか。治験の成績でも、アミロイドが消しても、進行抑制効果しか証明されておらず、やはりもとに戻れるわけではない。病気であり、老化の過程でもある認知症。より早い段階から知るには、偏見なく寛容に受け入れられる環境、前向きにチャレンジできる社会があり、その上で効果的な治療が受けられることが必要、みんなジブンゴトとして考えていくことが大事ですね。
みなさん、参加ありがとうございました。
Comments