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【食堂をつくった町の歯医者さん~地域をまきこんだ食育・歯育のとりくみ~】

  • 医療と介護と福祉でつながる会@つくば
  • 7月25日
  • 読了時間: 2分

 今回は、茨城県境町で食堂を作って顎育、歯育、食育の発信をするなかい歯科クリニックの中井巳智代先生がゲスト。

 大人の診療室に加えて、かわいく楽しげな子どもの診察室を併設したクリニック。最近は、虫歯は減り、口腔機能未発達の子が目につくと。3人に1人はそんな状態。顎の大きさは環境要因で決まり、顎は1世代で30%も小さくなっていると。お口ぽかんの口唇閉鎖不全は、低位舌、口腔内乾燥から虫歯になり、また、気道狭窄から、いびき、睡眠時無呼吸症を生じ、情動不安定、注意障害を生じる、鼻づまり、アレルギー、さまざまな問題のリスクになる。そんな現代の子どもの口、顎、食べ方の変化に気づいた中井先生は、食べることを改善していかなくてはと、食堂を作りました。口を閉じて、かじり取って、つかみ取って。ちらかっても、自分で食べ、食べるチカラを育てる食堂。健康な口腔を育成する場として、スプーンまで開発して、実践されています。

診療の現場からでた課題、それは診察室の枠を超えて、より上流の課題に意識を向け、地域で解決の場を創った中井先生。永遠の好奇心と行動力に驚かされました。そんな生き生きとした中井先生の想いのこもった話に、フロアも力をもらいました。ありがとうございました。

 今回も、たくさんの方に参加いただき、みなさま、ありがとうございました。

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